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投与における重要ポイント

投与中

投与中チェックリスト

患者評価

心エコー検査によりLVEF及びバルサルバ負荷後のLVOT圧較差評価を行い、用量調節基準並びに休薬及び中止基準を確認しながら用量の調節、休薬、再開、投与中止の判断を行ってください。「投与シュミレーターと用量調節」参照
心不全の徴候、症状の発現を確認してください。
妊娠の有無を確認してください。
不整脈(心房細動又はその他のコントロール不良の頻脈性不整脈を含む)等の重篤な合併症の有無を確認してください。
併用薬の確認
画像:投与中チェックリスト

#1:「投与シュミレーターと用量調節」を参照ください。

患者さんへの確認・指導事項

カムザイオス服用に関連する心不全のリスクを患者さんに再度説明してください。症状の悪化や持続、新たな呼吸困難、胸痛、疲労、動悸、下肢浮腫が発生した場合は、速やかに医療機関を受診するよう再度指導してください。
患者さんが新たに服用する薬剤もしくは増量する薬剤(処方薬及び市販薬を含む)を確認し、薬物相互作用のリスクや、ハーブサプリメント及びグレープフルーツジュースとの飲み合わせについて患者さんへ指導してください。
妊娠可能な患者さんに対して、本剤投与中及び最終投与後4ヵ月間は、妊娠を避ける必要性と適切な避妊法の必要性について再度指導してください。投与中に妊娠した場合や妊娠の可能性に気付いた場合は、直ちに主治医等に連絡するよう再度指導してください。
過量投与や服用忘れ、服用が遅れた場合の対応について患者さんに再度指導してください。
次回の心エコー検査の予定を計画してください(「投与シュミレーターと用量調節」参照)。
必要があれば再度患者さん用冊子 「カムザイオス®を服用される患者さんへ」、患者さん用カード 「カムザイオス®を服用している患者さんへ」を患者さんへお渡しください。

投与中止又は終了後

患者さんへの確認・指導事項

妊娠可能な患者さんに対して、本剤の投与中止又は終了後少なくとも4ヵ月間は妊娠を避ける必要があること、適切な避妊法の必要性を説明してください。